レゴはどこの国の企業?発祥デンマークの歴史と製造工場の真相

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世界的な知名度を誇るレゴですが、その生まれ故郷はデンマーク西部のユトランド半島に位置するビルン(Billund)という町です。かつては何もない農村地帯に過ぎなかったこの地で、1932年に腕利きの家具職人であった創業者オーレ・キアク・クリスチャンセンが事業を興したことがすべての始まりでした。

デンマーク発祥の理由を紐解くと、当時の世界恐慌という過酷な経済情勢が深く関わっています。建具や農家の家具修理を生業としていたオーレは、不況の煽りを受けて仕事が激減。生活苦の中で生き残るため、余った端材を使ってハシゴやアイロン台のミニチュア、そして木製の車輪付き玩具を作り始めました。これが子どもたちや親の間で評判を呼び、本格的に玩具製作へと舵を切ることになります。

「レゴ(LEGO)」という特徴的な社名・名前の由来は、デンマーク語の「Leg Godt(よく遊べ)」という2つの単語を縮めて組み合わせた造語です。オーレはこの言葉に「子どもたちに質の高い遊び道具を届けたい」という祈りを込めました。興味深いことに、ラテン語で「lego」は「私は組み立てる」「私は集める」という意味を持ちますが、創業当時のオーレはその事実を知らず、後になってからその偶然の一致に驚いたという逸話が社史に記されています。

加藤 愛美

加藤 愛美

エンタメ専門ジャーナリスト

マーケティングと消費者心理のトレンドを分析し、現代のヒット商品の背景を読み解きます。

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