ゴキブリを掃除機で吸うのは危険?中で生きる真相と正しい対処法

ゴキブリを掃除機で吸うのは危険?中で生きる真相と正しい対処法についての真相を徹底解説します。

「掃除機の中で生きているなら、ノズルから殺虫スプレーを吸い込ませれば退治できるのでは」という発想は、火災や爆発事故を招く極めて危険な行為です。

市販されているエアゾール式殺虫剤の多くは、噴射剤としてLPガス(液化石油ガス)やDME(ジメチルエーテル)といった高濃度の可燃性ガスを使用しています。掃除機は強力な吸引力を生み出すために毎分何万回転もの超高速でモーターを回転させており、その内部にあるカーボンブラシと整流子の接触面からは常に微小な火花(スパーク)が発生しています。

可燃性ガスを含んだ空気が掃除機内部に吸い込まれると、モーターの電気火花に引火し、ダストボックス内のゴミや粉塵を巻き込んで一瞬で爆発・炎上します。独立行政法人製品評価技術基盤機構(NITE)の事故事例でも、殺虫剤を吸引した掃除機の破裂や住宅火災が複数報告されており、火傷や家屋損壊といった取り返しのつかない被害につながります。どれほど焦っていても、作動中の掃除機にスプレー缶の殺虫剤を噴射することは絶対に避けてください。

木村 陽翔

木村 陽翔

テックライター兼ウェブディレクター

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。

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