フラッシュバックとは?突然蘇るトラウマの原因と即効の止め方
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フラッシュバックは単独で起きるだけでなく、心的外傷後ストレス障害(PTSD)や複雑性PTSDの主要な徴候として現れることが多々あります。国際的な精神疾患の診断基準(DSM-5-TRやICD-11)においても、侵入症状(再体験)は中核的な要素として位置づけられています。
自身や身近な人の状態がどの段階にあるのかを客観的に把握するため、以下の比較表を参考にしてください。
分類・状態主な症状・心理的特徴持続期間・発生頻度対応指針・専門家の見解日常的な嫌な記憶の想起「過去の出来事」と認識できている。身体的パニックや解離は伴わない。一時的(数分で意識を別のことに切り替え可能)正常な生理的反応。十分な休息や気分のリフレッシュで自然軽快する。急性ストレス反応(ASD)事件・事故直後の強い動悸、不眠、悪夢、フラッシュバックの初期徴候。トラウマ体験後3日〜1か月以内安全な環境の確保が最優先。1か月を超えて継続する場合はPTSDへの移行を警戒。PTSD(心的外傷後ストレス障害)完全な再体験発作、強い回避行動(現場や関連物に近づけない)、過覚醒。1か月以上継続(数年後に遅発することもある)PTSD診断基準に該当する可能性が高い。心療内科での医学的介入が必須。複雑性PTSD(CPTSD)長期反復的なトラウマ(虐待・DV等)に起因。感情調節困難、強い自己否定感。数か月から数年〜数十年単位で慢性化専門的な心理療法(EMDRやスキーマ療法など)と中長期的な支援計画が必要。