507歳まで生きたアイスランドガイの衝撃!長寿の秘密と真相
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2006年、アイスランド北部の沿岸水深約80メートルの海底で、気候変動調査を行っていた英バンガー大学の研究チームによって数個のアイスランドガイが採取されました。その中に含まれていた1個体こそが、後に世界を騒然とさせることになります。
研究者たちが貝殻の表面に刻まれた微細な筋(成長線)を顕微鏡でカウントしたところ、当初は405歳と推定されました。中国の明(ミン)王朝の時代(1368〜1644年)に誕生したことから、その個体は「ミン」と名付けられます。しかし、2013年に炭素年代測定や年輪の詳細な再測定を実施した結果、実際の年齢は507歳(1499年生まれ)であったことが判明したのです。
コロンブスがアメリカ大陸に到達して間もない頃に生まれた個体が、21世紀初頭まで静かに生き続けていたという事実は、「世界最高齢の動物(単体生物)」としてギネス世界記録に公式認定されました。一方で、年齢測定のために貝殻を開けざるを得ず、結果として調査の過程で命を落としてしまったという皮肉な結末も、科学界で大きな議論を呼びました。