街の「お城みたいな家」は誰の家?建築費用と間取りの真相に迫る
街の「お城みたいな家」は誰の家?建築費用と間取りの真相に迫るとは一体何なのか? 詳しい意味を整理してお届けします。
外観のインパクトに目を奪われがちですが、城館風住宅の真骨頂は扉を開けた瞬間の内部空間にあります。実際に建てられた邸宅の取材データから、象徴的な3つの間取り設計と内装実例を紐解きます。
まず圧倒的な存在感を放つのが、玄関ホールに鎮座するサーキュラー階段(曲線を描く螺旋階段)です。1階から2階へと緩やかに弧を描く階段には優美なアイアン手すりが施され、吹き抜けの天井からは豪奢なクリスタルシャンデリアが吊り下げられます。訪れたゲストに強い印象を与える空間演出の要です。
2つ目の特徴は、多角形にせり出した塔屋(タワールーム)を活用した特別な居室です。外観の象徴である円筒形の塔の内部は、1階では日差しが降り注ぐサンルームや優雅なティーサロン、2階では書斎やパウダールームとして活用されます。通常の四角い部屋では得られない包まれ感と、3方向に配置されたアーチ窓からのパノラマビューが贅沢な時間を演出します。
そして内装の質感をつかさどるのが、壁面や天井に張り巡らされた立体的なモールディング装飾と天然大理石のフロアです。巾木や廻り縁に繊細な陰影を生み出す彫刻を施し、暖炉(マントルピース)をリビングの中央に配置することで、映画のワンシーンに迷い込んだかのような圧倒的没入感が実現されています。