足の色が紫に変色する原因とは?命に関わる血流障害のサインと受診目安
足の色が紫に変色する原因とは?命に関わる血流障害のサインと受診目安に関するポイントを徹底的にまとめました。最新データをご覧ください。
Q1:足の指先が白から紫色に変わり、温めると赤くなります。病院に行くべきですか?
A1:典型的なレイノー現象の特徴を示しています。基礎疾患のない良性の特発性レイノー病であれば保温対策で経過を見ることも可能ですが、20代以降に初めて発症した場合や、指先の関節痛、皮膚の強張り、脱毛などを伴う場合は、全身性強皮症をはじめとする膠原病の初発症状である可能性があります。一度リウマチ膠原病内科や皮膚科を受診し、抗核抗体などの血液検査による鑑別診断を受けることを推奨します。
Q2:糖尿病治療中ですが、最近足の親指の付け根が赤紫色に変色しています。痛みはありません。
A2:痛みがないこと自体が、糖尿病性末梢神経障害による知覚麻痺の危険信号です。痛みを感じないために組織障害が進行し、気づいたときには深部感染や骨髄炎、黒色壊死へと急転直下するケースが多発しています。痛みがないからと安心せず、一刻も早くかかりつけの糖尿病専門医、または下肢救済フットケア外来を標榜する病院を受診してください。
Q3:受診するなら、近所の個人内科クリニックと大学病院のどちらが良いですか?
A3:まずは足関節上腕血圧比(ABI)検査や超音波エコー検査の機器を備えている近隣の「循環器内科」または「血管外科」クリニックの受診が最もスムーズです。そこで重度の閉塞性動脈硬化症や深部静脈血栓症と診断された場合、クリニックから速やかにカテーテル治療やバイパス手術が可能な高度医療機関(大学病院や循環器専門病院)へ紹介状(診療情報提供書)が発行されます。紹介状なしで大病院を受診すると選定療養費が別途かかる上、受診まで長時間の待機を強いられるため、専門の地域クリニックをファーストステップにするのが合理的です。