モロー反射はなぜ起こる?激しい理由や点頭てんかんとの違いを徹底解説
モロー反射はなぜ起こる?激しい理由や点頭てんかんとの違いを徹底解説とはどのようなものなのか? 主要なファクトを整理してお届けします。
「うちの子はモロー反射が激しすぎる」「少しの物音で何度もビクビクして可哀想」と悩む声も少なくありません。反射の出方には神経の感受性による個性があり、感覚が敏感な赤ちゃんほどダイナミックに反応する傾向があります。激しいこと自体は病気ではなく、生命力が旺盛な証拠であるケースがほとんどです。
むしろ小児医療の現場で注意深く観察されるのは、「左右差がある場合」や「生後すぐから全く反応が見られない場合」です。
片腕だけが動かない、あるいは左右で動きの大きさが極端に違う場合、出産時の鎖骨骨折や、首から腕に伸びる神経が圧迫された「腕神経叢麻痺(わんしんけいそうまひ)」などのリスクが疑われます。また、どのような刺激を与えても全く反射が起きない場合は、重度の脳神経障害や筋緊張の異常が隠れている可能性があります。
日本の医療体制において、産院の退院診察や1ヶ月健診・3〜4ヶ月健診の場では、小児科医が赤ちゃんの頭を軽く支えて後方にわずかに傾けるテストを行い、原始反射の出方と消失具合を厳密にチェックしています。健診で医師から何も指摘されていなければ、過度な心配は不要です。