折り上げ天井の間接照明で後悔?「暗い」の真相と費用相場・失敗防止策
折り上げ天井の間接照明で後悔?「暗い」の真相と費用相場・失敗防止策についての疑問解決ガイドを徹底解説します。
完成直後の美しさに目を奪われ、見落とされがちなのが長期的な維持管理です。入居後数年が経過した施主から頻出する後悔が、折り上げ天井 間接照明 配線 メンテナンスに関する問題です。
コーブ照明の構造上、天井の立ち上がり(幕板)の内側は「上部が開放された溝」になります。この溝部分は空気中のホコリやハウスダスト、微細な虫が溜まりやすい絶好のダストポケットと化してしまいます。半年に一度程度の掃除が必要になりますが、踏み台を使っても手が届きにくかったり、幕板が高すぎて掃除機のノズルが入らなかったりすると、放置されてホコリが光を遮り、光量が落ちる原因になります。
さらに配線トラブルとLED寿命の盲点も見逃せません。現在主流の建築化LEDバーは「定格寿命40,000時間(1日10時間点灯で約10年)」とされていますが、LED素子自体が無事でも、内部の電源ユニット(ドライバー)が7〜10年で故障することがあります。幕板内部の寸法に余裕がないと、電気工事士が手を差し込んで器具交換を行うことができず、最悪の場合は造作の一部を解体・補修しなければならない事態に陥ります。設計時には必ず「有効開口幅(最低80〜100mm以上)」と「器具交換用のメンテナンススペース」を確保しておくことが必須条件です。