マブいとは?江戸の語源から昭和ヤンキー用語の変遷・現代の使われ方まで

マブいとは?江戸の語源から昭和ヤンキー用語の変遷・現代の使われ方までの基礎知識と応用に迫る! わかりやすい言葉でご紹介しています。

1980年代、コミック誌を席巻したツッパリ漫画や大ヒットドラマ『積木くずし』『毎度おさわがせします』、スケバンを主人公にしたアクション作品などを通じ、「マブい」は日本中の教室で飛び交う流行語となりました。当時の「マブい女(スケ)」は、単に顔立ちが整っているだけでなく、気風が良く媚びない強さを持った魅力的な女性を指す記号でもありました。

しかし、1990年代に入ると状況は一変します。バブル崩壊とともに不良カルチャーそのものが退潮し、コギャル文化や裏原宿系ストリートカルチャーといった新たな若者トレンドが台頭。「チョベリグ」「激マブ」「イケてる」「超カワイイ」といった新語に押し出される形で、「マブい」は一気に時代遅れの「死語」という烙印を押されることになりました。

ところが、2026年代半ばから2026年に至る現在、この言葉に再びスポットが当たっています。TikTokやInstagramでの80年代歌謡曲ブームや、Y2Kに続く「昭和レトロ・平成初期ヤンキーテイスト」のファッションリバイバルに伴い、SNS上では「今日の推しのビジュ、マブすぎる」「レトロメイクしたらマブい女になれた」といった投稿が自然発生しています。

現代の若い世代にとって、「マブい」は古臭い死語ではなく、「個性的で華やか、どこか意志の強さを感じさせる美しさ」を表現するためのキャッチーなレトロ語彙として再解釈されているのが現場のリアルな実態です。

山下 哲也

山下 哲也

自動車・モビリティライター

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。

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