親知らず全身麻酔抜歯のリアル!費用・痛みと4本同時入院の全貌
今注目を集めている 親知らず全身麻酔抜歯のリアル!費用・痛みと4本同時入院の全貌について、多角的な視点を分かりやすく掲載しています。
全身麻酔を選択する最大の動機は「治療中の痛みや恐怖から完全に逃れたい」という点に尽きます。結論から言えば、手術室に入ってから手術が終了するまでの間、痛みを感じることはおろか、時間の経過や骨を削る不快な振動・音を記憶することは一切ありません。
手術当日は、病棟から手術室へ徒歩または車椅子で移動します。手術台に横たわると、心電図モニター、血圧計、パルスオキシメーターが素早く装着され、点滴ラインから麻酔導入薬が投与されます。麻酔科医から「少しぼーっとしてきますよ」「深呼吸を繰り返してください」と酸素マスクを当てられ、2〜3回呼吸をした瞬間に意識が途絶えます。「数を10まで数えてください」と言われて4つ目あたりで記憶が途切れた、という証言が体験談の9割以上を占めています。
多くの人が最も恐れている「親知らず全身麻酔の痛み」ですが、手術中は完全に無痛です。口腔外科の手術では、全身麻酔に加えて術野への局所麻酔も併用されるため、意識がない間だけでなく、麻酔から覚醒した直後もしばらくは強い鎮痛効果が持続します。
一方で、試練となるのは「全身麻酔から意識が戻った後」の数時間です。名前を呼ばれて覚醒した瞬間は、深い眠りから無理やり起こされたような激しい倦怠感やめまい、視界の揺れを覚えます。さらに、気管挿管(手術中に呼吸を確保するために喉に通していた管)の影響により、術後は喉の強い渇きやイガイガとした擦過痛、声のかすれが生じます。帰室後約2〜3時間は完全ベッド上安静となり、水すら飲めない時間が続くため、この覚醒直後の時間帯こそが精神的な踏ん張りどころとなります。局所麻酔が切れ始める術後3〜4時間頃からジワジワとした拍動性の鈍痛が現れますが、我慢せず看護師に点滴の鎮痛剤(アセトアミノフェンやフルルビプロフェンなど)を依頼することで、十分コントロール可能です。