木枯しに抱かれて誕生秘話!小泉今日子と高見沢俊彦の名曲が愛される理由

木枯しに抱かれて誕生秘話!小泉今日子と高見沢俊彦の名曲が愛される理由を詳しくリサーチ! 知っておきたい 重要ポイントを凝縮して配信します。

名曲であるがゆえに、インターネット上やSNSではいくつかの誤解が流布しています。その最たるものが、「もともとTHE ALFEEのアルバム用に用意されていたお蔵出し曲を、映画タイアップの都合で小泉今日子に譲ったのではないか」という俗説です。

しかし、当時の音楽雑誌『シンプジャーナル』や制作スタッフの回顧録を検証すると、この噂は明白な事実誤認であることが分かります。実際には、映画『ボクの女に手を出すな』の企画立ち上げ段階から「小泉今日子の主演作にふさわしい、冬の疾走感と哀愁を持つ楽曲」としてゼロから高見沢にオーダーが出され、小泉のキーや声質、映画のプロットに完全に合わせて書き下ろされたものです。

もう一つの盲点は、本作が小泉今日子にとっても「脱・正統派アイドルソング」を決定づけた重要な分岐点だったという事実です。当時はまだ珍しかった「バンドサウンドに真っ向からぶつかるアイドル」という構図は、後のJ-POPシーンにおけるガールズポップやロックアプローチの先駆例となりました。ネット上の一部で「歌唱力が控えめ」と評されることがある小泉の歌唱ですが、その過剰な技巧を弄さない素朴な歌い回しこそが、高見沢の技巧的なメロディラインを最大限に引き立てたという点は、音楽プロデューサーの間でも一致した見解となっています。

田中 結衣

田中 結衣

デジタルマーケティングコンサルタント

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。

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