空の上には何がある?高度1万Mで起きる驚愕の現象を徹底解説

空の上には何がある?高度1万Mで起きる驚愕の現象を徹底解説とはどんな影響があるのか? 背景や要点を簡潔に解説します。

飛行機が上昇して雲を突き抜けると、下界の悪天候が嘘のように眩しい太陽とフラットな雲海が広がります。なぜ「空の上」には雨や雪が降らず、常に晴れ渡っているのでしょうか。その鍵を握るのが、「対流圏(たいりゅうけん)」と「成層圏(せいそうけん)」の明確な境界です。

地上から高度約11kmまでの大気層を「対流圏」と呼びます。地上付近の空気が太陽光で暖められると軽くなって上昇し、上空で冷やされて雲を作り、雨や雪を降らせる「大気の対流活動」が活発に行われます。地球上のほぼすべての気象現象(雨・雪・台風・雷)は、この対流圏の中で完結しています。

一方で、高度11km付近を境にして広がる「成層圏」では、大気の上下の混ざり合いがほとんど起きません。対流圏と成層圏の境目は「対流圏界面(たいりゅうけんかいめん)」と呼ばれ、まるで透明なフタのように気象現象を封じ込めています。積乱雲(入道雲)がどれほど発達しても、この境界面にぶつかるとそれ以上上へは伸びられず、横に広がって「かなとこ雲」と呼ばれる平らな形状を形成します。旅客機がこの境界面より上を巡航高度に選ぶのは、乱気流や悪天候を避け、空気抵抗を減らして安全かつ高効率に飛行するためです。

橋本 菜々子

橋本 菜々子

トレンドリサーチャー

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。

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