Kondoヴィンヤードが熱狂を呼ぶ理由|定価購入法と評判を徹底追究
Kondoヴィンヤードが熱狂を呼ぶ理由|定価購入法と評判を徹底追究の全体像を詳しく解説してご紹介します。
KONDOヴィンヤードの世界観を理解するうえで避けて通れないのが、代表作とされるフラッグシップキュヴェの存在です。近藤氏が手掛けるワインは自社畑の個性を極限まで表現したシリーズと、信頼する栽培農家のブドウを預かって醸すシリーズに分かれており、その双方が異彩を放っています。
自社畑の代表格が、三笠市達布の丘に広がる自社農場名を冠したKONDOヴィンヤード タプコプ(Tap-Kop)です。白ワインの「タプ・コプ ブラン」や赤ワインの「タプ・コプ ピノ・ノワール」などがあり、とりわけソーヴィニヨン・ブランやピノ・グリなどを混植・混醸(フィールド・ブレンド)した白は、幾重にも重なるハーブや黄桃のニュアンス、鋭敏でかつ懐の深いミネラル感が飲む者を圧倒します。大地そのものを液体へ昇華させたかのような滋味深さがあり、長年のセラー熟成にも耐えうる驚異的な骨格を備えています。
一方で、北海道余市町の伝説的栽培家である中井章恵氏の畑(中井観光農園)で育まれたミュラー・トゥルガウを主体に醸造されるのが、KONDOヴィンヤード ナカイミュミュールです。軽快でアロマティックなブドウ本来の果実味を生かしつつ、野生酵母発酵とスキンコンタクト(醸し)によってオレンジワイン的あるいは滋味あふれる複雑なテクスチャーが引き出されています。キュートなネーミングとは裏腹に、重心の低い旨味と柑橘の皮のようなほろ苦さが同居し、食中酒として抜群のポテンシャルを誇ります。
気になるKONDOヴィンヤード 定価は、一般的な750mlボトルで税込3,300円〜5,500円前後に設定されています。輸入高級ワインと比較しても良心的な価格帯であり、これほどの熱意と労力が注ぎ込まれたクラフトワインとしては破格とも言える設定です。しかし、このリーズナブルな定価設定こそが、皮肉にも投機目的の転売屋や二次流通バブルを引き寄せる土台となってしまっています。