浄土真宗の回忌法要は何回忌まで?他宗派と違う理由とお布施マナー
浄土真宗の回忌法要は何回忌まで?他宗派と違う理由とお布施マナーの真相や最新動向に迫る! わかりやすい言葉で紐解きます。
法要の準備で最も気を使うのが、金封の表書きとお布施・香典の相場です。ここでも浄土真宗ならではの明確なルールが存在します。
表書きに「御霊前」は使えない!常に「御仏前」を選ぶ理由
文房具店やコンビニエンスストアでは「御霊前」と印刷された不祝儀袋が多数並んでいますが、浄土真宗では通夜・葬儀当日から四十九日、一周忌、三回忌以降に至るまで、一貫して「御仏前(または御佛前)」を使用します。
他宗派では「四十九日までは霊の状態で彷徨っているため御霊前、成仏した四十九日以降は御仏前」と使い分けますが、浄土真宗では即身成仏の教えにより「霊」の期間が存在しません。すでに仏様となっておられるため、いかなる時期であっても「御霊前」を用いることは失礼にあたります。参列者として持参する香典はもちろん、施主が僧侶に渡すお布施の表書きにも注意が必要です。
お布施の墨色について、葬儀では「涙で墨が薄まる」として薄墨を用いる慣習がありますが、一周忌以降の回忌法要はあらかじめ日時が決まっている儀式であるため、濃い黒墨で堂々と楷書で書くのが正式なマナーです。