2月の手紙の書き出し決定版!立春や余寒の使い分けと恥をかかない文例
2月の手紙の書き出し決定版!立春や余寒の使い分けと恥をかかない文例に関する主要なデータを丁寧に解説いたします。
ネット上の質問箱や知恵袋などで毎年2月になると多発するのが、「寒中見舞いを出そうとしたら2月に入ってしまったが、いつまで出していいのか」という相談です。ここで明確にしておきたいのが、寒中見舞いと余寒見舞いの違いです。
日本郵便の指針や礼法研究機関の基準によると、寒中見舞いを送ることができるのは「松の内があけてから立春の前日(節分)まで」と厳格に定められています。関東で松の内を1月7日とする地域であれば1月8日から2月3日頃までが寒中見舞いの期間です。したがって、2月4日の立春を迎えた後に届く手紙は、すべて「余寒見舞い」として出さなければなりません。
もし立春を過ぎてから「寒中お見舞い申し上げます」と記して投函した場合、受け取った側がマナーに明るい人物であれば「季節の移り変わりを理解していない」と受け止められかねません。立春を越えたら、タイトルも文頭も「余寒お見舞い申し上げます」へと変更するのが鉄則です。
さらに見落とされがちなのが、拝啓と敬具の手紙マナーにおける組み合わせの整合性です。手紙の冒頭に「拝啓」と書いたならば、末尾は必ず「敬具」で締めくくらなければなりません。これが改まった書状であれば「謹啓」に対して「謹言」「敬白」、緊急の用件であれば「急啓」に対して「草々」を用います。「拝啓」で始めておきながら結びを「草々」にしてしまうようなミスマッチは、ビジネス文書において信憑性を損なう大きな要因となります。