野田解散の真相と決断の理由|歴史的党首討論から読み解く政治の力学
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当時の世論調査およびネット空間(当時の2ちゃんねる、Twitter等)における反応を時系列で振り返ると、国民の心理変化が鮮明に浮かび上がります。
2009年の民主党政権交代当初、国民の期待感は70%を超える高支持率に表れていました。しかし、普天間基地移設問題での混乱、東日本大震災・福島第一原発事故の対応、マニフェスト(子ども手当や高速道路無料化など)の財源破綻が露呈するにつれ、失望感は怒りへと変わっていきました。
党首討論直後のネット上の世論は、「自爆テロ解散だ」「民主党はこれで終わる」という冷笑的な声が支配的であった一方、「安倍氏を前にした堂々たる啖呵は見事だった」「増税という火中の栗を拾って逃げなかった態度は立派」という、政治家個人の胆力に対する評価も一定数存在しました。
2012年12月の投開票で、自民党は294議席を獲得して圧倒的な大勝を収め、第二次安倍内閣が発足。ここから約8年間に及ぶ安倍長期政権がスタートし、日本の政治構造は決定的な転換点を迎えることになりました。