世界準優勝バリスタが宿す哲学、薬院駅前で味わう極上夜カフェ
世界準優勝バリスタが宿す哲学、薬院駅前で味わう極上夜カフェの全体像を丁寧に掘り下げてご紹介します。
この店を語る上で避けて通れないのが、競技会という極限の舞台で培われた妥協なきクラフトマンシップだ。日本スペシャルティコーヒー協会(SCAJ)が主催する国内最高峰のジャパン バリスタ チャンピオンシップ(JBC)において、岩瀬由和は見事に2連覇を達成。さらに世界各国の代表が集うワールド バリスタ チャンピオンシップ(WBC)の舞台で世界準優勝の栄冠を掴み取った。
壇上で見せた緻密な抽出理論とプレゼンテーションの熱量は、今もこの店のバリスタたちへと途切れることなく受け継がれている。グラインダーのわずかなメッシュ調整、湯温の1度単位のコントロール、ミルクのスチーム温度。そのすべてに理由があり、すべてが最後の一滴のために設計されている。大会仕様の研ぎ澄まされたエスプレッソが、街角のカウンターで気負いなく提供される贅沢さに、言葉を失う飲み手は少なくない。