日米を震撼させた佐々木のフォーク!大魔神から朗希へ継承された秘密
日米を震撼させた佐々木のフォーク!大魔神から朗希へ継承された秘密にまつわる最新トピックを詳しく紐解きます。
近年進化を遂げた投球トラッキングシステム(TrackManやStatcast)は、佐々木朗希のフォークが持つ異常な数値を白日の下に晒しました。最大のストロングポイントは、驚異的な低回転数(ロー・スピン)にあります。
メジャーリーグの一般的なフォーシーム(直球)の平均回転数が約2,200〜2,300rpmであるのに対し、佐々木朗希のフォークボールは1,000rpm前後、時には800rpm台にまで低下します。回転数が極端に少ないボールは、空気抵抗による上向きの揚力(マグナス力)を失い、自由落下に近い加速度で急降下します。
さらに注目すべきは、縦の垂直変化量です。佐々木朗希のストレートは強烈なバックスピンによって「浮き上がるような錯覚」を与えるホップ成分が非常に強いのに対し、フォークはそこから垂直方向に約50〜60cm以上の落差差を生み出します。高低差にしてボール約7〜8個分という劇的な軌道のズレが、打者のバットを完全に空を切らせる原動力となっています。