マックのポテトはどこ産?国産を使わない理由と安全性・品種の真相
マックのポテトはどこ産?国産を使わない理由と安全性・品種の真相についての真相をご紹介します。
日本にも北海道をはじめとする名立たるジャガイモの産地が存在します。それにもかかわらず、なぜ日本マクドナルドは国産ジャガイモを採用しないのでしょうか。そこには、単なるコストの問題だけでは片付けられない、明確な3つの物理的・品質的理由が存在します。
① 圧倒的な「サイズ(長さ)」の違い
マックのポテトといえば、容器からすらりと飛び出すあの長さがトレードマークです。日本の食卓でおなじみの「男爵(ダンシャク)」や「メークイン」は丸みを帯びた形状が多く、カットしてもあの特徴的な長さを生み出すことができません。北米産の特定の大型品種でなければ、世界共通の規格サイズを満たすポテトが作れないのです。
② 日本国内の生産量と調達キャパシティの限界
日本マクドナルドが年間に消費するジャガイモの量は莫大です。もしこれをすべて国産で賄おうとすると、日本国内で生産される加工用ジャガイモの供給バランスが崩壊しかねません。天候不順や冷害によって国内収穫量が激減した場合、全国約3,000店舗へ安定供給を続けることが極めて困難になります。
③ 揚げ物に適した「水分量とデンプン質」の比率
ポテトを揚げた際に「外側がカリッとして、内側がふんわりホクホク」に仕上がるかどうかは、芋に含まれる水分量と固形分(デンプン)のバランスで決まります。北米の乾燥した気候と土壌で育つ品種は、フライ加工に最も適したデンプン比重を持っており、揚げた後のへたりや余分な油の吸収を防ぐ性質を備えています。