洗濯機の排水溝が臭い!下水・ヘドロ臭の原因と自分で消す完全攻略法

洗濯機の排水溝が臭い!下水・ヘドロ臭の原因と自分で消す完全攻略法の基本情報から最新動向までを一挙に解説しました。

洗濯機の排水溝から漂う悪臭は、大きく分けて「下水臭(硫化水素のようなツンとする臭い)」と「ヘドロ臭(ドブのような饐えたカビ・油臭)」の2種類に分類される。対処法を誤らないためには、まず目の前の臭いがどちらのルートから発生しているのかを正確に見極める必要がある。

下水臭がダイレクトに上がってくる場合、疑うべきは「洗濯機排水トラップの封水切れ(破封)」だ。通常、洗濯パンの排水トラップ内には常に一定量の水(封水)が溜まっており、これが下水管からの悪臭や害虫の侵入を防ぐ「水のフタ」として機能している。しかし、長期不在で水が蒸発したり、ドラム式洗濯機の強力な排水によってトラップ内の水が一気に引っ張られて流失する「自己サイホン現象」が起きると、下水道と室内が直結状態になり、猛烈な下水臭が室内に噴出する。

一方、ドブ臭いヘドロ臭の主原因は、排水ホース内部やトラップのプラスチックパーツにこびりついたバイオフィルム(複合微生物皮膜)にある。洗濯時に排出される皮脂汚れ、溶け残った粉末・液体洗剤、柔軟剤に含まれるシリコン成分、衣類から出た糸くずやホコリが複雑に絡み合い、配管内で腐敗発酵を繰り返すことで、強烈なドブ臭を放つヘドロへと成長するのだ。

井上 凛

井上 凛

シニアコンテンツプロデューサー

心身ともに健康で持続可能なライフスタイルをテーマに、最新のウェルネストレンドを発信中。

Share this article
Twitter Facebook Pinterest