骨折の超音波治療は本当に4割早く治る?効果と費用・保険の真実
骨折の超音波治療は本当に4割早く治る?効果と費用・保険の真実に関する主要な事実を分かりやすくまとめました。専門的な情報をご覧ください。
Q1:ギプスの上からでも超音波治療はできますか?
A1:ギプスの上から直接超音波を当てることはできません。超音波は空気中をほとんど伝播しないため、皮膚に密着させる必要があります。そのため、整形外科でギプスの一部に超音波プローブのサイズに合わせた小さな穴(ギプス窓)を開け、付属のキャップでフタをしておき、照射時のみキャップを外して専用ジェルを塗り直接皮膚に照射します。
Q2:体の中にボルトやプレート、人工関節が入っていても治療を受けられますか?
A2:問題なく受けられます。LIPUSは極めて低い出力(低エネルギー)のパルス超音波であるため、体内の金属プレートやスクリュー、人工関節が加熱されたり、振動で緩んだりする心配はありません。多くの整形外科で金属固定手術の直後からLIPUS治療が導入されています。
Q3:接骨院・整骨院で受ける超音波治療と、整形外科のLIPUSは何が違うのですか?
A3:接骨院や整骨院に置かれている超音波機器の多くは、温熱効果や筋肉の血流改善を目的とした一般的な物理療法機器(高出力や連続波など仕様が異なるもの)であることが一般的です。一方、整形外科で処方されるセーフスやアクセラスなどのLIPUS機器は、骨折治療に特化した周波数・パルス幅・出力で設計され、骨癒合促進の医療機器承認を得た専用機器です。また、骨折の正確な診断、レントゲン・CTによる仮骨形成の評価、健康保険適用の可否判定ができるのは医師(整形外科)のみです。
Q4:毎日照射する時間帯は決まっていますか?当て忘れた日はどうすればいいですか?
A4:時間帯に厳密な決まりはありません。朝食後、入浴後、就寝前など、生活リズムの中で習慣化しやすい時間を設定してください。もし1日当て忘れてしまった場合でも、翌日に2回連続(40分)照射する必要はありません。翌日から再び1日1回20分の照射を淡々と再開してください。