小5算数の壁「単位量あたりの大きさ」を克服!どっちで割るか即解決

小5算数の壁「単位量あたりの大きさ」を克服!どっちで割るか即解決を詳しくリサーチ! 知っておきたい トピックの裏側を分かりやすく展開します。

計算の迷いをなくすための指導ツールとして、学校や塾の現場では大きく2つのアプローチが取られてきました。円を3分割して当てはめる「くもわ(比べられる量・もとにする量・割合)」の手法と、上下に2本の軸を並べる単位量あたりの大きさの数直線(2重数直線)です。

教育現場の取材で浮かび上がるのは、いわゆる単位量あたりの大きさにおける「くもわ」の弊害です。円を指で隠せば機械的に掛け算か割り算かが判明する「くもわ」や「みはじ(道のり・速さ・時間)」は、目先のテストで平均点を拾うための即効薬としては機能します。しかし、京都の進学塾関係者や数学教育の専門家(アイデア数理塾など)が指摘するように、「何を基準にしているのか」を思考停止したまま公式に数字を当てはめる作業は、中学生以降の方程式や関数の文章題で確実に通用しなくなります。

そこでトップ進学校へ多数の生徒を輩出する指導現場が徹底推奨しているのが、2重数直線を用いた作図アプローチです。

【2重数直線の基本モデル】 人 数(人): 0 ----------------- 15人 : : 面 積(㎡): 0 -------- 1㎡ ---- 20㎡ ↑ (ここを求めたい=「1」に対応する上段の数)

下段の「面積」を20から1へ「÷20」したのだから、対応する上段の「人数」も同様に「÷20」しなければならない――この視覚的な対称性(比例関係)をノートに手書きさせる指導を3回から5回重ねるだけで、子どもは「どちらをどちらで割るべきか」を一切暗記に頼らず自力で導き出せるようになります。

中島 亮太

中島 亮太

写真家・フォトエディター

シンプルで洗練された住まいづくりとインテリアコーディネートのアイデアを提案しています。

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