へその左横が痛い原因は?チクチク・ズキズキ痛のサインと受診目安
へその左横が痛い原因は?チクチク・ズキズキ痛のサインと受診目安に関する基本知識を徹底的にまとめました。今すぐチェックことができます。
へその左横に発生する腹痛は、その痛みの感じ方によってある程度原因を推定できます。医療現場の問診でも最重要視される「痛みのキャラクター」から、どのようなトラブルが体内で起きているのかを紐解きます。
チクチク・ピリピリ痛む場合(神経痛・初期炎症・ガス貯留)
「へその左横が痛い チクチクする」と訴えるケースでは、過敏性腸症候群(IBS)ガス型による局所的な腸管拡張や、皮膚・末梢神経に起因する帯状疱疹の初期症状が代表的です。腸内に滞留したガスが左腹部の屈曲部を圧迫することで、刺すような一過性の痛みを生じさせます。また、発疹が出る数日前から皮膚のチクチク感やピリピリした違和感が先行する帯状疱疹も、見落とされやすい鑑別疾患の一つです。
ズキズキ・シクシクと持続的に痛む場合(急性膵炎・憩室の炎症)
波がある痛みではなく、持続的にズキズキと痛む場合は内臓の急性炎症が疑われます。特に背部へと抜けるような痛みを伴うケースでは急性膵炎の腹痛の特徴と一致することがあります。膵臓の尾部は左上腹部からへその左側にかけて位置しており、飲酒後や脂っこい食事の後に激痛が持続する場合は厳重な注意が必要です。
へその左側が痛い・押すと痛い場合(腹膜刺激・大腸憩室炎)
指で軽く腹部を押した際、あるいは押した手をパッと離した瞬間に痛みが跳ね上がる(反跳痛)場合、腸管の炎症が腹膜にまで波及しているサインです。特に左側の下行結腸やS状結腸にできた窪みに細菌が感染する大腸憩室炎の初期症状として、押すと痛い限局性の圧痛が頻繁に見られます。