耳たぶの斜めシワは心筋梗塞の警報か?スマホ写真とAiが明かす「フランクサイン」の最新事実【2026年版】
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耳たぶの斜めシワと心血管疾患の相関関係が初めて学術的に報告されたのは、1973年に遡る。アメリカの医師サンダース・T・フランク博士が、狭心症を患う患者たちの耳垂に共通して斜めの溝が存在することを発見し、医学誌『New England Journal of Medicine』に寄稿したのが発端だ。彼の名にちなみ、この現象は「フランクサイン」と名付けられた。
発見当初は偶然の一致や単なる加齢現象と片付けられることも多かった。しかし、その後の50年間で欧米や日本を含むアジア諸国で数多くの疫学調査が実施され、冠動脈疾患を持つ患者グループにおいてフランクサインの確認率が有意に高いというデータが集積されてきた。耳垂は軟骨がなく、豊富な毛細血管と脂肪組織で構成されているため、全身の血流不全や微小血管の変性が顕著に現れやすい部位とされている。