ちぎりパン失敗の原因と復活法!膨らまない・生焼けを救うプロの技
ちぎりパン失敗の原因と復活法!膨らまない・生焼けを救うプロの技の概要と注目ポイントをわかりやすく整理しました。
お店で売られているような、しっとりと吸い付くような柔らかさを家庭で再現するには、プロが実践する3つの基本ルールを押さえることが近道です。ふわふわのちぎりパンを焼くプロのコツは以下の通りです。
第一に、水分量(加水率)は粉に対して68%〜72%をキープすることです。仕込み水の一部を生クリームや牛乳、練乳に置き換えることで、乳脂肪分が生地の水分蒸発を防ぎ、翌日になっても固くならないリッチな生地に仕上がります。
第二に、分割時の丁寧なガス抜きとベンチタイムの厳守です。生地を16等分などに均等にスケールで測って分割した後、手のひらで優しく丸めて表面をピンと張らせ、濡れ布巾をかけて10〜15分休ませます。このベンチタイムを設けることで生地の緊張が解け、本成形時に破れず均一に膨らむようになります。
第三に、焼成直後のショックと仕上げのバターです。焼き上がったらすぐに型ごと10cmほどの高さから調理台にトンと落とす(ショックを与える)ことで、パン内部の熱い蒸気を逃がし、冷めたときの「腰折れ(側面が潰れる現象)」を防ぎます。熱いうちに表面へ溶かしバターを薄く塗ると、ツヤが出るだけでなく表面の乾燥を強力にガードできます。