臨済宗と曹洞宗の違いとは?坐禅の向きから葬儀作法まで徹底比較

臨済宗と曹洞宗の違いとは?坐禅の向きから葬儀作法まで徹底比較の基礎知識と応用に迫る! わかりやすい言葉でまとめました。

Q1:仏壇に祀るご本尊やお札の並べ方に違いはありますか?
A1:明確な違いがあります。曹洞宗では中央に「釈迦牟尼仏」、向かって右に道元禅師(高祖承陽大師)、左に瑩山禅師(太祖常済大師)の「一仏両祖(いちぶつりょうそ)」をお祀りするのが正式です。一方、臨済宗では中央にご本尊(主に釈迦如来)を祀り、右側に達磨大師や開山(寺を開いた僧)、左側に開祖(臨済禅師や各派本山の祖師)を祀ることが一般的ですが、所属する14の派(妙心寺派、南禅寺派など)によって細部が異なります。

Q2:一般人が坐禅体験をする場合、どちらの宗派がおすすめですか?
A2:初心者が「頭を空っぽにしてリフレッシュしたい」という場合は、壁に向かって視覚刺激を遮断しやすい曹洞宗の坐禅会が取り組みやすいでしょう。一方、「ピリッとした緊張感を味わいたい」「禅問答や呼吸の集中法を体験したい」という場合は、臨済宗の寺院がおすすめです。近年は両宗派ともに初心者向けの丁寧な指導を行っているため、通いやすい寺院の環境で選んでも問題ありません。

Q3:葬儀や法要で線香の本数や焼香の作法を間違えたら失礼になりますか?
A3:失礼には当たりません。仏事において最も尊ばれるのは「故人を心から悼む気持ち」です。曹洞宗(線香1本、焼香2回※1回目は額に押しいただき2回目はそのまま落とす)や臨済宗(線香1本、焼香1回〜2回※額に押しいただかないことが多い)といった宗派固有の作法は存在しますが、他宗派の参列者が自身の知る作法や一般的なマナー(心を込めて1回焼香するなど)で行ったとしても、非礼とされることはありません。

山本 拓海

山本 拓海

ヘルス&ウェルネスアドバイザー

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。

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