物にぶつかる・車庫入れ苦手な真相とは?視空間認知のチェックと鍛え方

物にぶつかる・車庫入れ苦手な真相とは?視空間認知のチェックと鍛え方とは一体何なのか? 専門的な分析を丁寧に紐解いて紹介します。

自分自身や家族の違和感が視空間認知に起因するものかどうかは、日常動作のパターンからある程度見極めることが可能です。臨床現場でも用いられる観察項目をベースにした視空間認知のチェック方法を整理しました。

以下の項目のうち、複数当てはまる場合は空間把握の処理に偏りや負担が生じているサインと考えられます。

  • 歩行・移動時:カバンの角や肩を改札口・電柱・ドア枠に擦る頻度が高い
  • 生活空間:片付けをしているつもりでも物がまっすぐ並ばず、机の上が雑然としやすい
  • 運転・駐車:バックモニターやサイドミラーを見ても、車輪が枠に対して平行になっているか直感的に判断できない
  • 学習・読書:本の行を読み飛ばす、ノートのマス目や枠線から文字が極端にはみ出る
  • 手先の作業:立方体や見取り図などの三次元図形を模写しようとすると歪んでしまう

特に子どもの場合、この空間の把握のつまずきは学校生活での大きな障壁になりがちです。黒板の板書をノートに写す作業(遠くから手元への視線移動と配置の再現)に著しく時間がかかったり、体育のドッジボールで逃げ遅れて強い恐怖感を覚えたりすることで、自己肯定感を大きく損なってしまう事例が教育現場からも報告されています。

中村 さくら

中村 さくら

マネー&キャリアエディター

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。

Share this article
Twitter Facebook Pinterest