上の血圧は正常で下だけ高い原因とは?放置の危険と下げる改善策

上の血圧は正常で下だけ高い原因とは?放置の危険と下げる改善策に関する疑問を分かりやすくまとめました。最新データをご確認ください。

拡張期高血圧の最も厄介な点は、自覚症状がほとんど存在しないことです。時折、軽い頭重感や肩こり、めまい、慢性的な疲労感を覚えるケースもありますが、日常の疲れとして片付けられてしまうことが大半です。

しかし、下の血圧90以上のリスクを甘く見てはなりません。下の血圧が高いということは、「心臓が休んでいる時間も含め、24時間絶え間なく血管の内壁に強い圧力が加わり続けている」ことを意味します。

血管内皮細胞が慢性的な圧力ダメージを受けると、傷ついた血管壁にコレステロールなどが沈着し、次第に血管が硬く分厚くなる動脈硬化が加速します。特に腎臓や脳、目の網膜など、細い血管が密集している臓器への負荷は深刻です。

拡張期高血圧を未治療のまま放置した場合、加齢とともに大動脈のしなやかさも失われ、やがて上の血圧も跳ね上がる典型的な「収縮期・拡張期高血圧」へと悪化します。さらに長期化すれば、狭心症や心筋梗塞、脳梗塞、慢性腎臓病(CKD)といった命に関わる重大な疾患の発症リスクが確実に高まります。

山口 彩花

山口 彩花

写真家・フォトエディター

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。

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