嫌儲思想の心理と歴史を徹底解明|ネットで嫌われる理由と現在の真相

嫌儲思想の心理と歴史を徹底解明|ネットで嫌われる理由と現在の真相に関する深掘り記事をまとめてご紹介します。関心のある方は必見です。

嫌儲の歴史を語る上で避けて通れないのが、巨大掲示板「2ちゃんねる(現5ちゃんねる)」で起きた一大抗争です。嫌儲と5ちゃんねるの歴史は、メディアプラットフォームと収益化をめぐる激動の歩みそのものでした。

2000年代中盤から後半にかけ、掲示板の書き込みを編集・抽出して読みやすくレイアウトした「まとめブログ(コピペブログ)」が急速に台頭しました。管理人は月数百万円から数千万円規模のアフィリエイト広告収入を稼ぎ出す一方で、スレッド内では扇動的な対立煽りや、アクセスを稼ぐための過激な捏造・改変が横行する事態に発展します。これによって生じたのが、嫌儲とアフィリエイトの対立でした。

不満が臨界点に達したのが、2012年1月に発生したまとめサイト転載騒動です。名無し欄に「アフィサイトへの転載は禁止です」という文言を強制表示させる運動が巻き起こり、大手まとめブログ数社に対して名指しで転載禁止令が下される前代未聞の事態となりました。このとき、既存の「ニュース速報板」から大量のユーザーが移住先として選んだのが、避難所として設置されていた「ニュース速報(嫌儲)板」、通称「嫌儲板」です。

しかし、この大騒動は結果として掲示板の衰退を招く遠因となりました。有益な情報を発信していた層やライト層が過激化する内ゲバに嫌気が差して離脱し、コミュニティは徐々に閉鎖的なタコツボ化へと向かいます。さらにその後の専売ブラウザ騒動や荒らしスクリプトの横行が追い打ちをかけ、かつてネット文化の発信源だった掲示板はトラフィックの激減に見舞われました。金儲けを排除しようとした戦いが、巡り巡って母体であるコミュニティそのものを疲弊させた皮肉な歴史的事実がここにあります。

中島 亮太

中島 亮太

写真家・フォトエディター

シンプルで洗練された住まいづくりとインテリアコーディネートのアイデアを提案しています。

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