タモリ「白紙の弔辞」伝説の真相|赤塚不二夫告別式に秘めた感動理由
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Q1:タモリの白紙の弔辞は、事前に計画された「ネタ」だったのですか?
A1:いいえ、ウケを狙ったネタや演出ではありません。前夜に自宅で推敲し下書きを準備していましたが、いざ祭壇に立った際、原稿の文字を機械的になぞるのではなく、その瞬間の生の感情を直接赤塚氏に語りかけたいという純粋な敬意から、白紙のまま壇上に立ちました。
Q2:なぜ「勧進帳」と例えられたのですか?
A2:歌舞伎の名作『勧進帳』において、武蔵坊弁慶が関守の富樫を納得させるため、何も書かれていない白紙の巻物をあたかも本物の東大寺再建の勧進帳であるかのように朗々と読み上げる有名な名場面があります。白紙の用紙を見つめながら約8分間も淀みなく格調高い弔辞を読み切ったタモリ氏の姿が、まさにこの弁慶の姿と重なったため、メディアで「現代の勧進帳」と称されました。
Q3:弔辞の最後の言葉「私もあなたの数多くの作品の一つです」の真意は何ですか?
A3:無名時代に福岡から上京したタモリ氏の異才を見抜き、自らの自宅マンションを提供して小遣いまで渡し、テレビ界へ世に送り出してくれた恩人・赤塚不二夫氏に対する最大級の感謝を表しています。赤塚氏が生み出した数々の名作キャラクター同様に、タレント・タモリもまた赤塚不二夫という創造主の手によって世に出た存在であるという、魂の告白でした。