目薬の正しい差し方決定版!パチパチNgの理由と眼科医推奨手順

目薬の正しい差し方決定版!パチパチNgの理由と眼科医推奨手順の要点を詳しく解説してご紹介します。

確実に1滴を目に入れ、容器を汚染させないために眼科医が推奨しているのが「げんこつ法」と呼ばれる点眼テクニックだ。手元がブレて目薬が溢れる原因を根本から解消できる。

具体的な手順は次の通りである。

ステップ1:石鹸による徹底した手洗い
指先に付着した細菌やウイルスが目や容器の先端に移るのを防ぐため、爪の間まで入念に洗浄する。

ステップ2:げんこつを作り下まぶたを引く
利き手と反対の手で握りこぶし(げんこつ)を作り、目の下の骨(頬骨の上部)に軽く当てる。人差し指の側面を添えて下まぶたを優しく引き下げ、ポケット状の受け皿を作る。

ステップ3:げんこつの上に利き手を固定して点眼
目薬を持った利き手を、土台となっている反対側のげんこつの上に乗せて固定する。こうすることで手ブレが完全に抑えられ、容器の先端がまつ毛やまぶたに触れる事故を防ぎながら、正確に下まぶたのポケットへ1滴を滴下できる。

ステップ4:静かに目を閉じ、目頭を指先で軽く押さえる
点眼後は絶対にまばたきをせず、そっとまぶたを閉じる。同時に、目頭のやや鼻寄りにある「涙嚢(るいのう)」と呼ばれる部分を、清潔なガーゼや指先で1〜5分間ほど優しく押さえる。これにより薬液が鼻涙管へ逃げるのを防ぎ、角膜や結膜へじっくり浸透させることができる。

点眼の所作・項目詳細・数値データ一般的な誤解・誤行動医学的評価と正しい対応1回の点眼滴数1滴(約40〜50μL)
※結膜嚢の保持上限は約30μL「2〜3滴差すと効果が倍増する」1滴で十分。余分な液は溢れて皮膚炎の原因になる。点眼直後の動作静かに閉眼+目頭圧迫(1〜5分間)「目をパチパチして薬を行き渡らせる」パチパチは厳禁。鼻涙管へ流出し薬効が半減する。2種類以上の点眼間隔最低5分以上の間隔を空ける「間髪入れずに続けて差す」前の薬が後の薬で洗い流されるため効果消失を招く。開封後の使用期限原則約1ヶ月以内
(単回使い切りタイプは当日中)「容器記載の期限(未開封時)まで使える」開封後は空気中の雑菌が混入するため速やかに廃棄。
池田 達也

池田 達也

マネー&キャリアエディター

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。

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