夜驚症とは?突然泣き叫ぶ原因と悪夢との違い・絶対避けるべきNg対処法

夜驚症とは?突然泣き叫ぶ原因と悪夢との違い・絶対避けるべきNg対処法の疑問点について、専門知識を詳しくお届けします。

夜驚症の発作が起きた際、良かれと思って行った親の介入が、かえって事態を悪化させてしまうケースがあります。まずは「絶対に避けるべきNG行動」を頭に刻んでおく必要があります。

知っておくべき3大・NG対処法

  1. 激しく揺さぶる・大声で叫んで起こそうとする:
    深睡眠状態にある脳を無理やり覚醒させようとすると、激しい混乱状態(覚醒時混濁)を招き、恐怖と攻撃性が増幅します。発作の時間を延ばす主因となります。
  2. 身体を無理に押さえつける・羽交い締めにする:
    暴れる我が子を止めようと強く拘束すると、無意識下で「外敵に襲われている」という防衛本能が働き、さらに強大な力で暴れ狂うことになります。
  3. 翌朝、「なぜあんなに暴れたの?」と問いただす:
    本人には一切の記憶がありません。「夜中に大暴れして親を困らせた」という事実だけを突きつけられると、子どもは強い自責の念と就寝への予期不安を抱き、入眠困難という新たな問題を招きます。

家庭で今すぐ実践できる環境整備と予防策

発作が発生した際の基本スタンスは、「刺激を与えず、静かに見守り、安全を確保する」ことに尽きます。

  • 物理的な外傷予防:ベッドではなく床に低反発マットレスを敷いて寝かせる、ベッドサイドの家具の角にコーナークッションを貼る、枕元に硬い玩具や照明器具を置かない。
  • 移動経路の遮断:夢遊病のように歩き出す場合に備え、2階の階段上部に転落防止ゲートを設置する、窓や玄関ドアに補助ロックをかける。
  • 睡眠負債の徹底排除:平日・休日を問わず就寝・起床時刻を一定に保つ。就寝前の1時間はスマートフォン、タブレット、テレビなどのブルーライトを遮断し、交感神経を刺激しない。
  • スケジュール覚醒法(予定覚醒法):発作が起きる時間帯が「毎晩入眠後90分前後」など一定している場合、発作予定時刻の15〜30分前に優しく声をかけて一度軽く寝返りを打たせる程度に半覚醒させます。これにより睡眠サイクルがリセットされ、徐波睡眠からの急激な異常覚醒を回避できる有効な家庭療法です。
鈴木 陽菜

鈴木 陽菜

テックライター兼ウェブディレクター

暮らしを豊かにする便利アイテムや時短アイデアを中心に、実用的な情報をお届けします。

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