水性塗料の落とし方決定版!服や床の固まったペンキを落とす裏ワザ
水性塗料の落とし方決定版!服や床の固まったペンキを落とす裏ワザの基本情報から最新動向までを一挙に解説しました。
素材を傷つけず、最小限の負担で塗料を取り除くための場所別プロトコルを提示します。状況に合わせて最適な手順を実行してください。
1. 手肌についた場合(安全かつ確実に落とす)
手肌についた塗料は、無理に薬品で落とす必要はありません。入浴時に湯船へ10分ほど浸かり、皮膚がふやけた状態で石鹸を泡立て、手のひら同士を擦り合わせるだけでポロポロと剥がれ落ちます。爪の間など頑固な箇所は、オリーブオイルや食用油を少量馴染ませてから重曹を少量つまみ、優しく円を描くようにマッサージすると、油分と粒子の力で浮き上がってきます。
2. 衣類についた場合(固まった後の繊維レスキュー)
衣類に付いた水性ペンキは、硬化後でもエタノールの浸透法で対応します。
① 衣類の裏側に汚れてもよい布やキッチンペーパーを当てます。
② 塗料部分に無水エタノールを垂らし、2〜3分放置して浸透させます。
③ 使い古しの歯ブラシの先端を使い、上からトントンと小刻みに叩き、塗膜を砕いて裏の当て布へ移します(決して横にゴシゴシ擦らないこと)。
④ 50℃程度のぬるま湯に酸素系漂白剤と台所用中性洗剤を溶かし、30分浸け置いた後、通常通り洗濯機で洗います。
3. フローリングについた場合(床材の保護を最優先)
床に落ちた塗料は、まず約45℃のぬるま湯で湿らせたウエスを上に置き、5分間パックして塗膜をふやかします。柔らかくなったら、不要になったプラスチック製のポイントカードや専用の樹脂スクレーパーを寝かせ、床と水平に滑らせるように塗膜をめくり取ります。これだけで大半は傷を付けずに除去できます。