紅ズワイガニと本ズワイガニの違いは?味や価格差の真相をプロが徹底解説

紅ズワイガニと本ズワイガニの違いは?味や価格差の真相をプロが徹底解説とはどのようなものなのか? 背景や要点を整理してお届けします。

市場で並ぶ姿を見比べたとき、プロが最初に着目するのは「色」と「殻の硬さ」です。両者の最も分かりやすい見分け方は、茹でる前の生の段階における体色にあります。本ズワイガニは生の状態では褐色や黄褐色を帯びており、加熱調理して初めて鮮やかな赤色に変化します。対して紅ズワイガニは、生きている状態の深海にいる時から全身が鮮やかな紅色をしているのが特徴です。

ひっくり返して「腹側」を確認すると、その違いはさらに明白になります。本ズワイガニの腹部は白から黄白色に近い色合いをしていますが、紅ズワイガニは腹側までしっかりと紅色に染まっています。また、手で触れたときの甲羅の硬さも決定的な判断材料です。本ズワイガニの殻は分厚く硬いため割るのに専用のハサミを要することが多い一方、紅ズワイガニの殻は非常に薄く柔らかいため、指で押し割ることができるほどの弾力を持っています。

なお、ブランドガニとして名高い「松葉ガニ」や「越前ガニ」は、本ズワイガニのオスに対して水揚げされた地域ごとに付けられた地域ブランド呼称です。京都や兵庫、鳥取などの山陰地方で揚がれば松葉ガニ、福井県で揚がれば越前ガニ、石川県なら加能ガニと呼ばれます。つまり、これらはすべて本ズワイガニと同一種であり、厳しい基準をクリアした最高峰の個体にタグが付けられて流通しています。

林 結菜

林 結菜

ライフスタイル編集者

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。

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