スマホがウイルス感染したらどうなる?兆候と今すぐやるべき初期対応
スマホがウイルス感染したらどうなる?兆候と今すぐやるべき初期対応とはどんな影響があるのか? 詳しい意味を丁寧に紐解いて紹介します。
大手ITサポートセンターや消費生活センターには、連日のように切迫した相談が寄せられています。特に目立つのが、「ブラウザを開くたびにけたたましい警告音が鳴り、画面が激しく点滅して『ウイルスが3個検出されました』という表示から逃れられない」という叫びです。
都内のITサポート窓口に駆け込んだ40代会社員の男性は、当時の緊迫した状況を次のように証言しています。
「ネットサーフィンをしていた瞬間、端末が激しく振動し『お使いのシステムが破損しています。直ちに保護アプリを導入してください』とカウントダウンが始まりました。画面を閉じようとしても次々にタブが増殖し、電源を入れ直してもブラウザを開けば同じ画面に引き戻される。パニックになり、指示通りにアプリをダウンロードしてクレジットカード番号まで打ち込む寸前でした」
こうしたスマホウイルス警告消えないというトラブルの正体は、端末そのものがウイルスに侵されたわけではなく、Webブラウザのキャッシュ機能やスクリプト、カレンダー共有機能を悪用した偽警告フィッシング詐欺(通称:スケアウェア)であるケースが全体の9割以上を占めています。
SNSや知恵袋コミュニティでも「警告画面に記載された電話番号にかけたら片言の日本語を話す人物に遠隔操作アプリを入れられた」「月額9,800円の無駄なセキュリティアプリの定期購入契約を結ばされた」という生々しい被害報告が散見されます。攻撃者は高度なハッキング技術を駆使する前に、まず利用者の恐怖心や焦燥感を揺さぶり、自発的にマルウェアをインストールさせたり個人情報を入力させたりする心理的トラップを仕掛けてくるのです。