伝説の2021年4月期ドラマ徹底解剖!最高傑作と視聴率の真相
伝説の2021年4月期ドラマ徹底解剖!最高傑作と視聴率の真相の全体像を分かりやすくまとめてご紹介します。
「2021年4月期で一番人気だったドラマはどれか」という問いに対しては、評価軸によって答えが分かれます。マスに向けたエンタメ性と数字の破壊力であれば間違いなく『ドラゴン桜』であり、作家性と会話劇の極致を求めるドラマフリークにとっては『大豆田とわ子と三人の元夫』が至高の1本でした。
『ドラゴン桜』の勝因は、阿部寛演じる桜木建二の圧倒的なカリスマ性と、令和の時代背景にアップデートされた受験テクニックにあります。さらに注目を集めたのが、オーディションを勝ち抜いた東大専科の生徒キャスト陣です。King & Princeの髙橋海人をはじめ、南沙良、平手友梨奈、細田佳央太、志田彩良、鈴鹿央士、加藤清史郎といった若手陣が起用され、彼らが後に映画やドラマで主演級へと駆け上がっていったことからも、キャスティングの先見性が証明されています。
対するカンテレ・フジテレビ系『大豆田とわ子と三人の元夫』は、坂元裕二が手掛けたオリジナル脚本の緻密さが熱烈な評判を呼びました。松たか子演じる主人公・とわ子と、元夫役を演じた松田龍平、角田晃広(東京03)、岡田将生による小気味よい会話劇はまさに至芸。毎話異なるラッパーを招いて制作されたSTUTSプロデュースの主題歌「Presence」の演出を含め、テレビドラマの枠組みを超えた芸術性の高い傑作として語り継がれています。