函館の災害情報総まとめ|地震・津波の避難先とハザードマップの盲点

函館の災害情報総まとめ|地震・津波の避難先とハザードマップの盲点にまつわる役立つ知識を詳しく紐解きます。

函館の都市構造における最大の防災上の弱点は、中心市街地が函館山と本土側をつなぐ細長い砂州(陸繋砂嘴)の上に形成されている点にあります。北海道太平洋沿岸および日本海側で想定される巨大地震が発生した場合、函館市津波浸水想定区域のシミュレーションによれば、函館港(函館湾)側と大森浜(津軽海峡)側の双方から津波が押し寄せ、市街地中央部で合流する「両側挟み撃ち」の事態が想定されています。

ここで多くの市民が見落としがちな函館市防災ハザードマップの落とし穴が、「浸水想定区域の外側にいるから安心」という油断です。市街地のくびれ部分が浸水すると、函館山方面の西部地区と五稜郭・美原方面の内陸部が完全に分断され、物資供給や救急救助ルートが遮断されます。

津波避難ビルや高台が指定されている函館市避難所一覧を事前に確認し、「海岸線から離れる」だけでなく「標高の高い安全地帯へ逃げる」、あるいは時間的猶予がない場合は「頑丈な鉄筋コンクリート造建物の3階以上へ垂直避難する」という判断基準をあらかじめ身につけておく必要があります。

小林 直樹

小林 直樹

トレンドリサーチャー

シンプルで洗練された住まいづくりとインテリアコーディネートのアイデアを提案しています。

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