トラストミーの意味と元ネタの真相|英語のニュアンスや使い方を徹底解説

トラストミーの意味と元ネタの真相|英語のニュアンスや使い方を徹底解説を徹底追究! 知っておきたい トピックの裏側を凝縮して配信します。

「トラスト・ミー」が日本で決定的な知名度を獲得した元ネタは、2009年11月に東京で開催された日米首脳会談です。当時、政権交代を果たしたばかりの鳩山由紀夫首相が、米国のオバマ大統領に対して沖縄の普天間基地移設問題の文脈で発した言葉が発端となりました。

民主党政権発足時、鳩山首相は米軍普天間飛行場の移設先について「最低でも県外」と公約に掲げ、国内外で大きな波紋を広げていました。同会談において、日米合意(辺野古移設)の履行を強く迫るオバマ大統領に対し、鳩山首相は具体的な代替案や工程表を示せないまま「Trust me(私を信じてほしい)」と言い切りました。

しかし、その後に提示された移設案(徳之島移設案など)はどれも根回し不足で頓挫。最終的に2010年5月、政権は従来の「辺野古沖への移設」へと回帰し、日米関係を極度に冷え込ませるとともに、沖縄県民および日本国民からの激しい失望を買いました。米紙ワシントン・ポストが鳩山首相を「不運で愚かな首相(loopy)」と論評するなど国際的にも批判が集中し、政治家の迷言の象徴として世間に深く刻み込まれることになったのです。

中村 さくら

中村 さくら

マネー&キャリアエディター

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。

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