南満州鉄道の真相|あじあ号の偉業から解散、大連遺構の現在を追う

南満州鉄道の真相|あじあ号の偉業から解散、大連遺構の現在を追うにまつわる興味深い視点を分かりやすく発信ます。

Q1:満鉄が敷設した線路は、現在の中国でどのように使われていますか?
A1:満鉄の本線であった大連―長春―ハルビン間は、現在も中国国家鉄路集団の最重要幹線である「瀋大線」や「京哈線」の一部として完全活用されています。さらにこれらに並行して時速300km級の高速鉄道(哈大旅客専用線)が開通しており、満鉄が築いた交通軸は今なお中国東北部の経済大動脈として機能しています。

Q2:特急「あじあ号」を牽引したパシナ型機関車は、今も見学できますか?
A2:はい、見学可能です。中国遼寧省瀋陽市にある巨大な鉄道博物館「瀋陽鉄路陳列館」に、パシナ型蒸気機関車(パシナ979号、中国名:勝利7型751号)が美しい状態で屋内静態保存されています。流線形の雄姿と巨大な動輪を間近で観察することができます。

Q3:初代総裁の後藤新平は、なぜ鉄道会社にあれほど巨大なシンクタンク(調査部)を作ったのですか?
A3:後藤新平は医師出身の政治家であり、「科学的な調査とデータに基づかない統治や経営は必ず破綻する」という強い確信(生物学の原則)を持っていたためです。現地の風土、習慣、経済構造を客観的に把握することこそが最大の国力を生むと考え、巨額の予算を投じて世界一流の知性を集めました。

中村 さくら

中村 さくら

マネー&キャリアエディター

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。

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