フルカラーとは何色?Rgb1677万色と印刷Cmykの違いを徹底解説

フルカラーとは何色?Rgb1677万色と印刷Cmykの違いを徹底解説について押さえておきたい 注意点を分かりやすい構成で解説いたします。

実務の現場において、媒体をフルカラーにするか否かはコストと情報伝達効率を左右する重大な経営・制作判断です。フルカラーとモノクロ印刷の違いは単純な見た目だけでなく、印刷機の版の数(刷版コスト)や乾燥工程、使用する用紙の選定にまで影響を及ぼします。

書籍の本文や学術誌では可読性を最優先してモノクロ(スミ1色)が採用されますが、漫画雑誌や広報チラシなどで重宝されるのがフルカラーと2色印刷の比較です。2色印刷は「スミ+特色(赤やオレンジ)」を組み合わせることで、モノクロの低コスト性を維持しながら、重要なグラフや見出しに強い視線誘導(アイキャッチ効果)を与えることができます。

発注担当者が把握しておくべきフルカラー印刷の費用相場は、印刷方式によって大きく分岐します。数十部〜数百部の小ロットであれば版を作らないオンデマンド印刷が割安(チラシ100部で数千円程度)ですが、数千部を超える大ロットではオフセット印刷が圧倒的に1枚あたりの単価を押し下げます。いずれの場合も、4色機を稼働させるフルカラーはモノクロ印刷と比較して約1.5倍〜2.5倍の印刷コスト差が生じるのが業界の一般的な基準です。

入稿トラブルを防ぐための印刷用フルカラーデータ作成では、以下の実務ルールが鉄則となります。

  • カラーモードの事前変換:RGBのまま入稿すると印刷所側の自動変換で意図しないくすみが発生するため、制作ソフト側でCMYK(Japan Color 2011等)に設定して微調整する。
  • 解像度の確保:画面用の72dpi〜96dpiではなく、原寸サイズで300dpi〜350dpiの解像度を確保する。
  • リッチブラックの過剰使用防止:文字などの細かい線にCMYK全色を重ねるリッチブラックを指定すると、印刷時のわずかな見当ズレ(版ズレ)で文字がボケるため、文字はK100%(スミベタ)を基本とする。
渡辺 美咲

渡辺 美咲

ガジェット&アプライアンスライター

心身ともに健康で持続可能なライフスタイルをテーマに、最新のウェルネストレンドを発信中。

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