海が青い理由は?水は透明なのに青く見える秘密を科学で徹底解明
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海洋研究開発機構(JAMSTEC)などの海洋観測データに基づき、深度ごとにどの波長の光が吸収され、海中の色彩がどのように推移していくのかを体系化したのが以下の比較表です。
水深ゾーン到達する光の波長・残存率海中の見え方・色彩変化物理・生態学的な現象水面直下(0〜5m)全波長(赤〜紫)が透過陸上とほぼ同じ自然な色彩赤色光が急速に吸収され始める境界域浅海層(10〜30m)赤色光が99%以上消滅、青・緑が残存全体が青みがかり、赤色の魚は黒や褐色に見える赤い光の吸収と青い光の反射が最も顕著な層中深層(50〜100m)波長470nm付近の青色光のみが約1%透過モノトーンに近い深いダークブルーの世界深海が青い理由となる極限の限界深度漸深層(200m以深)太陽光の到達率が0.01%未満〜0%完全な暗黒(漆黒)空間光合成不能となり、生物発光のみが存在する世界
プロの潜水士や水中写真家の現場記録によれば、水深15mを超えると持参した赤色カラーチャートは完全に黒ずんで見え、傷口から流れる血液すら緑がかった黒色に見えるといいます。これは海中において赤色光が完全に消失している物理的現実を物語っています。