兼高かおるの家系図と生い立ち|インド人の父と名家母の華麗なルーツ
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才色兼備であり、数多くの著名人や富裕層から求婚された兼高かおるさんですが、生涯にわたって独身を貫きました。なぜ彼女は結婚を選ばなかったのでしょうか。
その最大の理由は、「ジャーナリズムと世界をめぐる旅への絶対的な献身」でした。年の半分以上を海外取材に費やす過酷なスケジュールのなかで、当時の日本社会が女性に求めた「家庭に入り夫を支える」という枠組みに収まることは不可能でした。兼高さんは生前、インタビューで次のような趣旨の言葉を語っています。
「私にとって、世界そのものが家庭であり、地球が恋人のようなもの。一人の男性と結婚してしまえば、世界中の人々との出会いにすべてを捧げることはできなかったでしょう」
自らの意志で自立した生き方を選び取り、自らの足で人生を切り拓く――。その潔い決断は、女性の生き方が多様化した現代においても、鮮烈なインスピレーションを与え続けています。