旧皇族の子孫は今どんな職業に?11宮家の現在と華麗なるキャリアの真相
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「旧皇族=大富豪」というイメージを持たれがちですが、実態は大きく異なります。その背景には、敗戦直後に実施された過酷な税制改革がありました。
皇籍離脱の際、宮家には一時金として「皇族一時金」が支給されたものの、同時に課されたのが最高税率90%という過酷な財産税でした。このため、各宮家が所有していた広大な邸宅や敷地、美術品の多くは物納または売却を余儀なくされたのです。
かつての宮家本邸の多くは、現在以下のような公共施設やホテルへ姿を変えています。
・朝香宮邸 ➡ 現在の「東京都庭園美術館」
・李王家邸・北白川宮邸跡 ➡ 「グランドプリンスホテル高輪」「赤坂プリンス クラシックハウス」
・久邇宮邸 ➡ 「聖心女子大学」キャンパス
現在の資産状況については、代々の土地や事業を維持している一握りの家系を除けば、多くは中流からアッパーミドル層の一般的な家庭と変わりません。世田谷区や港区、目黒区などの閑静な住宅街に住み、派手な豪遊とは無縁の質素で堅実な生活を送っているのが実情です。
一方で、皇籍を離れても天皇家との絆が完全に切れたわけではありません。元皇族とその直系子孫で構成される親睦団体「菊栄親睦会(きくえいしんぼくかい)」を通じて、皇室の慶弔行事や園遊会、新年のお茶会などに招かれるなど、私的な交流は今なお温かく保たれています。