紫陽花の散る頃に何が起きる?来年咲かせる剪定の鉄則と真実

紫陽花の散る頃に何が起きる?来年咲かせる剪定の鉄則と真実について詳しく解説いたします。詳細な分析をご確認ください。

初夏を彩るアジサイの開花期間は一般的に5月下旬から7月上旬にかけての約1か月半です。多くの人が「桜のようにハラハラと花びらが散る時期はいつなのか」と疑問を抱きますが、植物学的な観点から言えば、紫陽花の花は自然には散りません。

私たちが「花」として鑑賞している色鮮やかな部分は、花弁ではなく葉が変形した「萼(がく・装飾花)」です。受粉を助けるための装飾花は、中心部にある極小の「真花(しんか)」が受粉を終えても枝に残り続けます。真花が役目を終えると、装飾花はくるりと裏返る「反転現象」を起こし、徐々に葉緑素が抜けて退色していきます。これを放置すると、秋には茶色くミイラ化した「枯れ姿」のまま冬を越すことになります。

全国の植物園や園芸愛好家の観察記録でも、7月に入ると装飾花が緑色や赤褐色を帯びる「秋色(アンティークカラー)」への移行が確認されます。つまり、紫陽花における「散る頃」とは、花が落ちる瞬間ではなく、人間の手によって開花期間の終わりを告げるサイン(剪定すべき合図)なのです。

阿部 裕樹

阿部 裕樹

エンタメ専門ジャーナリスト

マネー知識やキャリア形成に役立つノウハウを、初心者にも分かりやすく解説するのが得意です。

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