エルグランド生産終了は本当か?2026年新型への真相と購入判断
エルグランド生産終了は本当か?2026年新型への真相と購入判断について押さえておきたい 理由を厳選して解説いたします。
エルグランドが「販売終了」と囁かれるほど苦境に立たされた根本原因を探るには、ライバルであるトヨタ「アルファード」との熾烈なシェア争いの歴史を振り返る必要があります。1997年に登場した初代E50型エルグランドは、圧倒的な存在感と高級感で「キング・オブ・ミニバン」の名を欲しいままにしました。しかし、後発として登場したアルファードとの競争激化のなかで、2010年に投入された3代目E52型が大きな転換点となります。
日産は走りの質感を高めるため、駆動方式をFRからFFへと刷新し、低重心・低全高パッケージを採用しました。これが「走れるミニバン」としてドライバーズカーとしての評価を得た反面、市場が求めていた「圧倒的な室内高」「見晴らしの良さ」「威風堂々たる押し出し感」という高級ミニバンの本質的ニーズから乖離してしまったのです。結果として、室内空間の圧倒的な広さと豪華なキャプテンシートを前面に押し出したアルファード/ヴェルファイアにシェアを大きく奪われることとなりました。
このように、エルグランドとアルファードの売上比較を見れば、E52型が販売面で苦戦を強いられたことは明白です。しかし、この15年におよぶ苦汁の歴史こそが、次期型の開発において「打倒アルファード」を掲げる強烈なエネルギーへと転換されています。