ルリコンゴウインコの値段急騰と生涯飼育コストに迫る衝撃の現実

話題沸騰中の ルリコンゴウインコの値段急騰と生涯飼育コストに迫る衝撃の現実について、詳しいまとめをご紹介しています。

なぜここまで相場が高止まりしているのか。その震源地は、原産地を取り巻く国際条約と地球規模の環境変化にある。ルリコンゴウインコは現在、国際自然保護連合 (IUCN) のレッドリストでは軽度懸念(LC)に指定されているものの、生息地であるアマゾン熱帯雨林の大規模な森林伐採や開発により、野生下での繁殖環境は年々狭まりを見せている。

これに伴い、絶滅のおそれのある野生動植物の種の国際取引に関する条約、いわゆるワシントン条約 (CITES) の附属書IIに掲載され、商業目的の国際取引には輸出国政府の発行する極めて厳格な輸出許可書が義務付けられている。近年は世界的な鳥インフルエンザの流行拡大による検疫プロセスの複雑化、航空輸送コストの高騰が重なり、海外からの生体輸入ルートは著しく細断された。

結果として、ペット流通・生体販売産業の構造自体が、従来の「海外輸入依存型」から「国内ブリーディング依存型」へとシフトせざるを得なくなった。大型コンゴウインコの国内繁殖には広大なフライングケージと長いペアリング期間、高度な技術が必要とされ、供給数が需要に全く追いついていないことが、末端価格を押し上げる最大の要因となっている。

中島 亮太

中島 亮太

写真家・フォトエディター

シンプルで洗練された住まいづくりとインテリアコーディネートのアイデアを提案しています。

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