固まったアクリル絵の具の落とし方決定版!服や手・机の汚れも完全除去

固まったアクリル絵の具の落とし方決定版!服や手・机の汚れも完全除去の重要ポイントをご紹介します。最新トレンドがチェックできます。

絵の具汚れの落とし方を正しく選択するためには、まずアクリル絵の具の構造を知る必要があります。学校教育やイラスト制作で使われる絵の具には主に「透明水彩」「不透明水彩(ガッシュ)」「アクリル絵の具」「アクリルガッシュ」が存在しますが、固着のメカニズムは大きく2系統に分かれます。

水彩絵の具の展色剤(顔料を定着させる糊成分)には水溶性の「アラビアゴム」が使われており、乾いた後でも水分を与えれば再び溶け出します。一方で、アクリル絵の具やアクリルガッシュにはアクリル樹脂エマルジョン(水に分散した合成樹脂粒子)が使われています。水分が蒸発するとアクリル粒子同士が強固に結合・重合し、柔軟で強靭な耐水性のプラスチック皮膜を形成します。

つまり、乾いた後のアクリル絵の具は「布の上に薄いプラスチックが焼き付いている状態」と同義です。水や通常の洗剤だけでは表面を滑るだけで樹脂の結合を解くことができません。このプラスチック膜を軟化・膨潤させて繊維から引き剥がすには、エタノールなどの有機溶剤やアルカリ性成分による化学的なアプローチが不可欠となります。

山田 真由

山田 真由

自動車・モビリティライター

暮らしを豊かにする便利アイテムや時短アイデアを中心に、実用的な情報をお届けします。

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