相撲の八百長は当たり前だった?公然の秘密の真相と現在の実態
相撲の八百長は当たり前だった?公然の秘密の真相と現在の実態について知っておくべき 事実を厳選して解説いたします。
関係者の告発が「個人の恨み言」として片付けられようとしていた中、学術的なアプローチから角界の不正を暴き出したのが、米シカゴ大学の計量経済学者スティーヴン・レヴィット教授とマーク・ダガン教授による研究です。世界的なベストセラーとなった書籍『ヤバイ経済学(Freakonomics)』に収録されたこの分析は、1989年から2000年にかけて行われた約3万2,000番に及ぶ幕内取組データを徹底的に統計処理したものでした。
大相撲は1場所15日間で行われ、8勝7敗以上の「勝ち越し」を収めれば地位と給与が維持・昇給され、7勝8敗以下の「負け越し」になれば番付が大きく降格します。特に千秋楽を迎えて「7勝7敗(あと1勝で勝ち越し)」の力士と、「8勝6敗(すでに勝ち越し決定)」の力士が対戦するケースにおいて、不可解なデータが浮き彫りになりました。
実力差を考慮しても五分五分であるはずの対決で、8割という天文学的な偏りが発生する現象。これが相撲ファンの間で長年囁かれた相撲 7勝7敗 八百長の数学的裏付けでした。星を貸した側は翌場所以降に返済を受けるという「星のやり取り 仕組み」が、閉ざされた社会の中で貸借対照表のように機能していたのです。