相撲の八百長は当たり前だった?公然の秘密の真相と現在の実態

相撲の八百長は当たり前だった?公然の秘密の真相と現在の実態についての真相をお届けします。

関係者の告発が「個人の恨み言」として片付けられようとしていた中、学術的なアプローチから角界の不正を暴き出したのが、米シカゴ大学の計量経済学者スティーヴン・レヴィット教授とマーク・ダガン教授による研究です。世界的なベストセラーとなった書籍『ヤバイ経済学(Freakonomics)』に収録されたこの分析は、1989年から2000年にかけて行われた約3万2,000番に及ぶ幕内取組データを徹底的に統計処理したものでした。

大相撲は1場所15日間で行われ、8勝7敗以上の「勝ち越し」を収めれば地位と給与が維持・昇給され、7勝8敗以下の「負け越し」になれば番付が大きく降格します。特に千秋楽を迎えて「7勝7敗(あと1勝で勝ち越し)」の力士と、「8勝6敗(すでに勝ち越し決定)」の力士が対戦するケースにおいて、不可解なデータが浮き彫りになりました。

対戦シチュエーション7勝7敗力士の実際の勝率過去の直接対決に基づく期待勝率統計的分析・メカニズムの解説千秋楽:7勝7敗 vs 8勝6敗約79.6% 〜 80.0%約48.7%あと1勝で地位を守れる力士が、すでに勝ち越している格上相手に対して確率的にあり得ない超高勝率を記録。翌場所での同一カード直接対決約33.0% 〜 40.0%約50.0%前場所で星を譲ってもらった力士が、今度は相手に意図的に星を返す「借り星の清算」が行われている明確な証拠。マスコミ等で八百長報道が過熱した直後の場所約50.0% 前後(平年並み)約49.0%外部の監視の目が厳しくなると不自然な勝率の偏りがピタリと消失。純粋な実力勝負に戻ったことを実証。

実力差を考慮しても五分五分であるはずの対決で、8割という天文学的な偏りが発生する現象。これが相撲ファンの間で長年囁かれた相撲 7勝7敗 八百長の数学的裏付けでした。星を貸した側は翌場所以降に返済を受けるという「星のやり取り 仕組み」が、閉ざされた社会の中で貸借対照表のように機能していたのです。

高橋 健太

高橋 健太

ライフスタイル編集者

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。

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