鼻血の正しい止め方完全ガイド!危険なNg処置と病院受診の目安

鼻血の正しい止め方完全ガイド!危険なNg処置と病院受診の目安の基本情報から最新動向までをわかりやすく整理しました。

幼い頃に「鼻血が出たら上を向いて首の後ろをトントン叩きなさい」と教わった記憶を持つ人は少なくありません。しかし、日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会などの最新医療指針において、この昔ながらの対処法は明確に注意喚起されています。

上を向く行為が危険視される最大の理由は、血液が鼻の奥から喉へと流れ落ちてしまうためです。喉に回った血液を無意識に飲み込んでしまうと、胃粘膜が刺激されて強い吐き気や嘔吐を引き起こします。さらに深刻なケースでは、気管や肺へ血液が入り込む「誤嚥」を起こし、呼吸困難や誤嚥性肺炎を誘発する恐れがあります。決して血が止まったわけではなく、単に見えなくなっているだけに過ぎません。

また、首の後ろを叩く行為にも医学的な止血効果は一切存在しません。むしろ頭部や首に振動を与えることで血圧が変動したり、繊細な毛細血管の断裂を刺激してかえって出血を長引かせる要因になります。鼻血が出た際は「血液を喉に流さない」「出血部位に直接圧力をかける」という2大原則を厳守することが鉄則です。

渡辺 美咲

渡辺 美咲

ガジェット&アプライアンスライター

心身ともに健康で持続可能なライフスタイルをテーマに、最新のウェルネストレンドを発信中。

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