カマキリの卵を室内放置はNg!孵化時期と数百匹大惨事を防ぐ対処法
カマキリの卵を室内放置はNg!孵化時期と数百匹大惨事を防ぐ対処法の基本情報から最新動向までをわかりやすく整理しました。
自然界におけるカマキリの卵の孵化時期は、地域差があるものの概ね4月下旬から5月下旬(桜が散り、新緑が芽吹く頃)です。日中の最高気温がコンスタントに20℃を超えるようになると、卵鞘の中央にある細い縦の割れ目から、前幼虫(プレニンフ)と呼ばれる薄皮をかぶった幼虫が数珠つなぎになって垂れ下がってきます。
春先まで無事に越冬させるためには、以下の自然条件を模した環境管理が必須となります。
1. 適切な冬越し環境:屋外の寒風と湿度
カマキリの卵は、冬の寒さを体感することで休眠状態を維持し、春の訪れを正確に感知します。観察用として保管する場合であっても、暖房のないベランダ、屋外の軒下、あるいは通気性のある飼育ケースに入れて日陰に置くのが鉄則です。また、完全な乾燥状態が続くと中の卵が死滅するため、屋外の適度な外気湿度(雨が直接当たらない程度の環境)に晒すことが重要です。
2. 飼育ケースで管理する際の注意点
プラスチック製飼育ケースで保管する場合、ケースのフタの網目が粗いと、孵化した数ミリの幼虫が隙間からすべて脱走してしまいます。ケースとフタの間に「不織布」や「通気性のある防虫シート」を挟み込み、しっかりと固定しておきましょう。